Sunoで曲を作っていると、たまに「この声、すごくいい!」というテイクに出会います。そして次に必ずこう思うはずです——「この声のまま、別の曲も作りたい」。
それを叶えるのがボイス機能(旧ペルソナ/Persona)です。私はこの機能で男女2人のキャラクターの声を登録し、それぞれのキャラクターの曲としてYouTubeで公開してきました。この記事では、その実体験をもとに、ボイス機能の使い方と「登録前に知ってほしい注意点」をまとめます。
※画面の表記や仕様はアップデートで変わることがあります(この記事は2026年7月時点)。
ボイス機能とは?
ボイス機能は、気に入った曲の「声」を保存して、別の曲でも同じ声で歌わせられる機能です。以前は「ペルソナ(Persona)」という名前でしたが、刷新されて「ボイス(Voices)」になりました。
AIの曲は生成のたびに歌い手の声が変わってしまうのが普通なので、「同じ歌手の曲」としてシリーズ化したい人には欠かせない機能です。
なお、ボイス機能は有料プラン(Pro/Premier)向けの機能で、無料プランでは使えません(2026年7月時点)。プランの違いは料金プランの記事にまとめています。
ボイス機能でできること
- 気に入った声を保存して、次の曲でも使い回せる
- 「同じ歌手」としてキャラクター運用ができる(例: 男性キャラの曲・女性キャラの曲を分ける)
- チャンネルやアルバムの統一感を出せる
私の場合は、男女2人のキャラクターがいる世界観で音楽プロジェクトをやっているので、それぞれの「声」を登録して、曲ごとに歌い手を使い分けています。
使い方の手順
- まず普通に曲を生成して、「この声だ!」と思えるテイクを見つける
- その曲のメニューからボイスを作成する(曲がボイスの「元」になる)
- ボイスに名前を付けて保存する
- 次の曲を作るとき、作成画面でそのボイスを選んで生成する
操作自体はとても簡単です。難しいのは手順ではなく、「元にする声選び」のほうです。
「当たり声」を見つけてから登録するのがコツ
ボイスは「元にした曲の声」を引き継ぎます。つまり、納得できる声のテイクを確保してから登録するのが大事です。
- 何度か生成して、声の質感が好みのテイクを探す(声ガチャ)
- スタイル欄にボーカルの特徴を書いておくと狙いやすい
- 「これだ」という1曲が録れたら、その曲からボイスを作る
ボーカル指定の例(スタイル欄):
Male vocal, young adult man, warm sincere clear tone with quiet strength
登録前に知ってほしい注意点: 声だけでなく「メロディまで」似ることがある
ボイスを使うと、声だけでなく、歌い回しやメロディの傾向まで前の曲に似てくることがあります。
これは実際に私がハマった落とし穴です。歌詞もスタイルも変えたのに、イントロのピアノや節回しが前の曲とそっくりになってしまいました。原因と解決法は、別の記事で詳しくまとめています。ボイスを使い込みたい人は必読です。
▶ Suno のVoice(ペルソナ)で曲のメロディが似てしまう原因と解決法【実体験】
割り切りの提案: 「声」ではなく「世界観」で統一する
私が最終的にたどり着いた結論も紹介しておきます。それは、声の完全な統一にこだわりすぎないことです。
ボイスで毎回メロディの問題と格闘していると、曲作りそのものが止まってしまいます。キャラクターの設定・ビジュアル・物語といった「世界観」がしっかりしていれば、声が多少変わっても「同じ作品世界」はちゃんと伝わります。ボイスは便利な道具ですが、「使わない自由」もある——そう考えると、ずっと気楽に制作を続けられます。
まとめ
- ボイス機能=気に入った声を保存して、別の曲でも同じ声で歌わせられる
- 手順は簡単。大事なのは「当たり声」を確保してから登録すること
- 声だけでなくメロディまで似ることがあるのが最大の注意点
- 声の統一にこだわりすぎず、「世界観で統一」する割り切りもアリ
カスタムモードの基本的な使い方は、こちらの記事でまとめています。
▶ Sunoカスタムモードの使い方|自作の歌詞で思い通りの曲を作る手順【初心者向け】
「AIで作った曲や制作の記録」を発信する場所として、ブログもおすすめです。私が実際にブログを開設した手順はこちらにまとめています。


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